高額転売ヤー レイド戦 戦果の可視化の方法(グーグルスプレッドシートでグラフを作っちゃう方法)
えっそんな嬉しい
転売通報レイド、正直のれんにうでおし感あると思うんです。でも中長期的に、粛々とぽちぽちするメンタルと人手が必要。そして私はそんなにメンタル強くない。すぐに成果がほしい。こころよわい。
というわけで戦果の見える化をしてみたんです。こんな感じ。
【感動】先の見えない高額転売ヤーの通報レイドバトル、登録/存続/再出品/取り下げで可視化してみた。
— 「未定」 (@oisan_013) 2021年9月30日
取り下げの緑が100%になったら勝利Aだ。
確実に取り下げ起きてる。新規追加も減ってる!!!
通報レイド戦、戦果出てるよ!!!!
※後で通報リストのところにまとめますね! pic.twitter.com/VGRcuVvVq4
そしたら、たくさんの方がRTしてくださって、更にRTの後にコメントも付けてくださったりした。嬉しくていいねたくさん押してしまった。ごめん。(ユーザー名消したんですが「ヤダー消して!」という場合は申し訳ないお声がけください)
よかった!やっぱり見えると違うよね!と思うと同時に、グラフの作り方をまとめておいたら、他のジャンルでも、今後発生した刀剣乱舞でも無双でも高額転売ヤーとバトルするときに使えるんじゃないかな?と思ったんです。高額転売ヤーの方も「こんなめんどくさい転売やってられっか!」って理解してそもそも手を出さないでくだされば双方ハッピーですし。なので、まとめておきます。
Gmailが使える人なら誰でも作れるよ。はじめてでも大丈夫。お金もかからないです。最初だけ30分くらいかかるかも。あ、あとPCあるといいかな。
手順
1.グラフつくるところに行く
2.グラフ用のデータを作ってみる
3.グラフを書いてもらう
の3段階だけです。
1.グラフつくるところに行く
グラフを作るのに使うのはGoogleSpreadsheet(グーグルスプレッドシート)という名前の無料アプリ。Googleが提供しているEXCEL(エクセル)です。
エクセルってのはwindowsが作っているアプリで、基本有料なんですね。
スプレッドシートは無料。しかもエクセルより使いやすい。軽い。セキュリティも高いです。使わん手はない。
というわけでグラフを作るスプレッドシートに行ってみましょう。
PC版Gmailにログイン>右の細切れ豆腐をクリック>ドライブをクリック>+新規をクリック>緑のスプレッドシートをクリック
Gmailの右上の□が9つ並んでる豆腐クリックするとGoogleが提供するサービスが全部出てきます。ドライブってのはGoogleサービス上のフォルダです
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左上の+新規ボタン押す
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緑のやつクリック(青がWord、黄色がプレゼンテーション、紫が質問フォームだよ)
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いらっしゃいここがSpreadsheetです。
2.グラフ用のデータを作ってみる
やり方は色々あります。自由度が高すぎてどこから攻略していいかわからんスマホゲーみたいなやつなんで。
今回は「普段の監視用」と「勝手に数えてもらう用」のデータを作ります。
「普段の監視用」
左に高額転売ヤー真ん中に情報、右に日付をいれて入力しています。
高額転売ヤーとURL、線を引いて右に日付をいれてその日の出品状況を記入しています。「登録確認」「取り下げ」「再出品」「存続」の4単語を今回選びました。
でも、毎回登録確認が○件で・・・なんて数えてたら大変なので、もう勝手に数えてもらうことにしました。
「勝手に数えてもらう用」
勝手に数えてもらう用は「同じファイル」内の「別の用紙」に作ります。用紙のことを「タブ」と呼ぶんですがまぁいいや。左下の<+>をクリックすると新しいタブができます。
最初はシート2とかシート3って名前なんですが、レイヤーわけ(絵をデジタルで描くときに上からラップみたいに何枚も重ねがけできるもの)と同じようになに描いたかわかんなくなっちゃうのでダブルクリックして適当に命名しておくといいです。今回は「現状」にしました。
横軸は日付、縦軸は商品の状況(さっききめた4つの単語)を記載します。
で、「勝手に数えてね」っていう関数(おまじない)をB列の3行目にいれます。
=countif('まとめ'!O$2:O,$A3)
日本語にするとこんな感じ。
=←自動で
countif←数えてね、もしも条件に当てはまっていたら(countは数える、ifはもしも)
('まとめ'←まとめっていうタブ
!←の
O$2←O列2行目
:←から
O←O列全部
,←そんでもって
$A3)←A列3行目の単語と同じってこと。今回は「登録確認」だったら
これで数えてくれます。数えてもらったら、オンマウスで右下の■クリックして「取り下げ」まで引っ張るとコピーしてくれます。
俺でなきゃ見逃しちまうね。
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9/25は記録開始日なので登録確認以外はなかったんですね。全部ゼロです。一応、ダブルクリックして関数(おまじない)も確認しておきましょう。
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まとめっていうタブのO列を数えてね、A列6行目「取り下げ」って単語をだよ(紫色になってるので参照してますね)
また■を引っ張って今度は横にコピーします。
取り下げのところの■をクリックして
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右に持っていくと全部コピーできます。
関数(おまじない)がはじめてだと「うわああああえいごだあああ」ってなるかもですが、コピペしてくれれば大丈夫ですよ。これ作っとくと、後は普段の監視用シートに単語を入れれば勝手に数えてくれます。偉いね~。
※完全一致でのカウントなので、例えば「とうろくかくにん」とか「取り下げ ※多分・・・」とかは数えてくれません。
3.グラフを描いてもらう
スプレッドシートくんはクソ有能なのでグラフ一撃です。エクセルのグラフ描画で死んだ方(私だ)も安心してください。超簡単です。
グラフにしたいデータを選択(日付とか単語も含める)>右下のデータ検索をクリック>真ん中くらいをクリックして<グラフを挿入>をクリック
青いところが選択した範囲です。その上で右下のデータ検索をクリック
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「分析」のところをオンマウスするとグラフを挿入ってボタンが出るのでポチ
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あら~
グラフをちょっとだけ調整するとより見やすくなるのでやっとこう。
グラフクリック>立て3つのてんてんてんをクリック>グラフを編集をクリック>設定でグラフの種類を「積み上げ縦棒グラフ」>カスタマイズの系列(系列=データごとの設定ってことです)をクリック>「すべての系列」「データラベル」にチェックいれて数を出して>「すべての系列」から好きな系列を選んで色を変える。
グラフ系の編集は全部ここから
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「設定」はグラフ自体の仕様を、「カスタマイズ」は例えば線の色とか、棒の色とか、細かい設定ができます。まず「設定」で積み上げ縦棒グラフに。
おっ変わっとるやんけ。リアルタイムで反映されるのでどのグラフがどんな感じになるか試してみるのも楽しい。
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カスタマイズの系列(系列=データごとの設定ってことです)をクリックしたらこの画面が開くので、まず「すべての系列」「データラベル」「合計データラベル」にチェックいれてください。
データラベルって要は「数表示」ってことです。数が出ましたね!
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実はここが一番わかりづらいかも。系列のすぐ下の「すべての系列」をクリックするとそれぞれのデータの色とか形とかを変えられます。「登録確認」を押して
「塗りつぶしの色」を選択する
リアルタイムで変わるので、いい感じにしましょう。
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色とかは編集からしか変えられないけど、タイトルは直接ダブルクリックでもOK
今回、いらんデータ(総数)が入ってしまっていました。消したいときは「設定」の「系列」で総数の右てんてんてんをクリック。削除すればカウントされなくなります。
できました~
後はスクリーンショット機能で貼り付けて共有すれば高額転売ヤーのレイドバトル成果が出てきます。
高額転売ヤー使ってできること増やしちゃおうぜ
最初の設定だけ見ながら作っちゃえば、あとはデータを入力するだけで出るから楽ちんです。今回は刀剣乱舞とか無双っていうジャンルだったけど、オタク産業、高額転売ヤーとバトルしがちな界隈なので、ぜひ使ってみてください。
ついでにスプレッドシート上記使えるようになったら就活とか転職とかでもアッピールできるかも?だって約100人中、シート使ったことある人1.3割ですよ。
amazonの通報メールレイドバトル、高額転売ヤーが増加するとしんどくなると思うので一括で通報メール送るシート作りました。
— 「未定」 (@oisan_013) 2021年9月30日
ハードルになりそうなところを共有前に潰しておきたいのでご協力頂けますと幸いです。
GAS(Google Apps Script)についてどれが一番近いですか?
かんたんにできちゃうのでなんか役に立ててくださったら嬉しいな。